フルートのパッド(タンポ)を長持ちさせるコツー冬編
全く雪のない12月だった札幌も先週金曜日からいきなり大雪が降りましたね。
しかも最高気温も氷点下という真冬日でした。
そんな札幌ですがフルートのパッドは真冬と真夏の管理が大事ですね。
温まっていない部屋で吹き始めると早々に結露します。
できれば、手などで管体を温めてから吹き始めましょう。
そうすることでかなりの結露を防げます。
逆に冬の部屋は乾燥気味になるので部屋が暖まっていさえすればそんなに水は溜まらないと思います。
ですが、この乾燥している空気での厄介な点は練習し終えてからなのですよね。
水分で膨らんだタンポが乾燥によってまたギュッとちじまってしまう。
その繰り返しで狂いの原因になったりしますのでしっかりクリーニングロッドで管体内部の水滴は取り除いておきましょう。
もし、パッド自体にも水滴がついたならティッシュペーパーやクリーニングペーパー(パウダー無し)で直ぐに吸い取っておきましょう。
しかしながら、一定の温度と湿度が保たれている部屋でも管楽器の場合は息を吹き込みますのでどうしてもタンポには影響を与えてしまいますのでそこはもう諦めてパッドの状態を見計らってリペアに出しましょう!
【ポイント】
寒いところで練習し始める時は、その前に手や肌に当てて管体を温めておく。
練習中はこまめにクリーニングロッドで水滴除去。