札幌時計台にて収録完了、動画配信してます!
とても寒くなりましたね。
それでも午前中はお日様が照って暖かく
私はまだ洗濯物は外で干してます。
空気が乾燥しているので乾きが早いのです。
さてさて先週は6月のファルベコンサートvol.4で演奏する予定だった曲を札幌時計台で収録しましました。
曲はヨゼフ・ラウバー作曲「グランド・ソナタ」です。
今回の動画は全楽章通しのと楽章毎に分けて配信してます。
この曲を一気観したいかたは↓
まず一楽章から聴きたい方は
https://www.youtube.com/watch?v=plRSr2oKgFo
この曲についてはまた後程noteでもご紹介したいと思いますが
この曲選んだのは私なのです。
何故選んだかというのは、たまたま動画で発見して
「なんか、変わった曲だな~」という印象でした。
ちょっと耳すると綺麗な曲でもあります。
そして、何度も聴きたくなるのですね、不思議と・・。
で、聴いているだけだとそんなに難しくなさそう・・なんて軽々しくも思ってしまってました。
そして、楽譜を取り寄せして開いてみると
「なんだか、ちょっと複雑?」
と思ったのでした。
和声進行というか、コード進行というのが
あまりクラシック音楽には無いような臨時記号の書き方で
そう、クラシックでいうところの和声進行というよりも、
複雑なジャズでのコード進行に似ている気がしました。
ジャズのアドリブを譜面に起こしたときのような読みづらさ・・
頭の中が整頓できない感じ?
でも、響く和音はジャズでは全くなく不思議なんです。
不思議な曲だな~、、、というところから何度も聴いているうちにやみつきになる。
フルートは日常のフランス的な・・
でも、ピアノは厳格な型にはめられているかのような響き
私はそう思いました。
それで、早いうちにとっとと手を付けておこう、、、という(笑)
それで昨年ファルベの打ち合わせの時に無理に入れてもらったのですが
ベートーヴェンのスプリングがメインなので
前半と後半、という形で分けてプログラムを考えました。
私が考えた、というよりも、
選曲をピアノの西藤さんにほぼまかせっきりにしてしまって
プログラムを決めるのが大変だったに違いありません。
そして、コロナ問題で演奏会は全て流れていってしまいました。
「縁が無いのかな」と諦めそうになったのですが
状況を見るも、いつ通常に戻りコンサートができるとは想像できなくなり
それでは、ということで動画収録に至りました。
そして、まずはベートーヴェンを予定していた会場をキャンセルせず
そのまま収録として使わせてもらうことになりました。
そして、時間があればラウバーも撮ろうかとなったわけですが
動画撮影はまったく未知の世界ということもあり
すったもんだ、時間が無くなり改めて撮るということになったのでした。
そして、この曲の難しさを思い知って鬱になりそうでした(笑)
ベートーヴェンも難しいですが、
この音の複雑性はやってみないと分からなかったです。
みなさんがこの曲についてどう感じるのか感想が聴きたいですね~
しかし
関係ありませんが・・
自分の動画を観て
私って、、、なんてイケてないスタイルでしょう(笑)
ごめんなさい、スタイルまで気にする余裕が無かった(;’∀’)
さて、10月も残すところわずか、今年もあと2か月しか残されてないので焦る。
今後の小品の動画をお楽しみに!!