コラム

自由は適当ということでは無いということ

やっとひとつ作業が終わり一休みです。が、あと3つ大きいのが残っているのでまだまだ頑張ります(;^_^A

さて、以前記事にしたと思うのですが、ジャズについてひとつ。

 

多分、ジャズが好きだという人の中に、好きな理由が「自由だから」と言われる方がいらっしゃると思います。では、自由というのは何から自由なのかを考えたいと思います。

適当にBackで流れる音に合っていれば何をやっても良い、、、と思ってらっしゃる方も少なからず居ると思われます。ですが、決して適当に感覚で演奏しているかと言うと、そうではありません。よく誤解されがちですが、私も遠い昔は適当な音を感覚的に演奏していて、それはジャズではないとジャズ業界から言われました。コードネームは構成する音を理解していましたが、そのコードの音を使えば良いと思ってたのです。でも、どうも他の楽器とのセッションで対話が成り立たないのです。

昔のジャズミュージシャンはとても不親切で(ごめんなさい)、セッションへ参加しても何も教えてくれません。ー現在は皆さんとても親切です(笑)ーそのためどうやって会話しているのか見様見真似で必死でした。

 

そこへ、親切なセッションリーダーに会い、「ジャズはちゃんと分かってないと楽しくないよ。理論もしっかりお勉強しましょうね~」と言われてからきちんと勉強しようと思ったのでした。いや、適当な演奏で対話するなどと本当失礼だと今は思います。

それと同時期くらいに偶然に観た映画がありました。そのことを記事にしてあるので参考までにリンク先を載せておきます。

参考過去記事👉和声の歴史から読み解くと素晴らしい発見をします

この記事の中の映画「ラウンド・ミッドナイト」のジャズサックスプレーヤーは今までにない音、コードを求めて苦悩するシーンがあります。とても頭を使うと思います。感覚はその次に来るものではないかと思います。本来のコードには無い音の発見をしていくというのは、コードの知識を知らないでいるとなんとも適当な音楽にしかならないのです。

あるジャズを志しレッスンを受けているという方たちの発表会(ライブ)を拝見したことがあります。バックはみんなプロのジャズプレーヤーという贅沢な発表会でした。そこに参加している方はアマチュア~セミプロの方、またプロでも活動している人も沢山いらっしいました。その中で大変印象に残ったピアノを弾く結構高齢の方の演奏が素晴らしくジャズになってました。

話を聴くとその方は楽器を始めるにあたって、自分はジャズピアノがやりたかったそうで、60歳からジャズピアノを勉強した、という方でした。ものすごくテクニックがあるわけではありませんが、きちんとしたジャズでベースやギターとの対話もとても自然で驚きました。アドリブもしっかり2コーラスくらい回されていましたので、もっともっと自由に対話ができるまでには結構時間がかかるかもしれませんが、分かると本当に楽しいのではないかと思います。

参加している方にあるプロのジャズピアニストがいらっしゃいました。元々はクラシックでしたが、よくジャズのライブに行くようになってからちゃんと勉強しようと思ったそうで、これがジャズって言われるまで10年かかったと言ってました。適当でも良いのはどの音楽にも無いと思います。最初は五線紙にきちんと構成音を理解したうえで音符にしてセッションに行くのです。それでも、使ってはいけない音というのがあり、またブルーノートスケールも使えてブルースを覚えて等、勉強することは盛りだくさんです。

昔からヨーロッパの音楽院にはジャズを学ばなければならかったようですし、日本ではようやく音大にもジャズコースもできました。

勉強することが沢山あるって人生の友になり得るとは思いませんか?

また、クラシックは自由じゃないと言われますが、クラシックこそ自由な要素が沢山あることに気づくのです。しかし、そこにたどり着くには長い期間勉強してからなんです。どちらも、スケールとアルペジオの練習が大事になってきます。なので、その練習がつまらないと思ってしまったら、その先にある世界(自由、解放)を観ることができないのです。スケールとアルペジオの練習が日々取り入れることを理解しましょう。