練習のヒント

毎日1時間の練習

毎日暑い日が続いています。

ここ数日は少し涼しいですが湿度高め、今朝は雨の音で目ざめました。

先日買ったコンパクトな除湿器を仕事部屋に24時間稼働させてます。

部屋の湿度計は66%ほどで、常時74%だった時よりかなり減ってまぁまぁ快適に過ごせています。

ただ、窓を開けてしまうと湿度が高くなるので、この部屋だけ開けてません。

電気代が気になってます。

その部屋で練習してますが、そうすると気温も湿度も高くなってきます。

自分からもこれだけのエネルギーを出しているというのが分かったりしてます。

 

最近そんな部屋で長時間練習することもできないし、体調の変化等を思うと、ギュッとコンパクトな内容を考えるようになりました。

子供のころからほぼ毎日のように練習してきてますので、最近は今までのその身体的な貯金も考えると、そんなに長時間必要ないのではないかと。

教室に行けば練習する時間はとれないので、1時間早めに出勤して音出しをしてます。

ウォーミングアップではスケールは苦手な調だけ最初に行い、その後は4度、5度のインターバルでロングトーンを兼ね音程の練習。

この時、アーティキュレーションやタンギングの仕方を変えて今日の状態を確認する。

その後は、いくつかのエチュードをピックアップして一通り吹き通してから気になるところ、できないところをできるように練習。

ここで、もう一度通し演奏するか、好きな曲に移行するか、JAZZフレーズやbluesスケールを練習をします。

リストにするとこんな具合

  1. ウォーミングアップ(スケール)=10分
  2. インターバル・音程・ロングトーン=10分
  3. エチュードや曲=40分

約3~4ブロックを行うと1時間はあっという間に過ぎます。

この配分は自由に。

これはあくまでも慣れてきている大人向けのものです。

臨機応変に行われると良いかなと思ってます。

 

1時間は演奏するための肉体的、精神的な持続・集中する時間を維持するために必要かなと今は思っています。

今後はまた変わるかもしれませんが、私は死ぬまで吹き続けようと思っているので(笑)

 

これらの練習配分や内容については自分で見つけていくしかありません。

誰かが提唱していた練習が8時間目標なんて言われてた時代、食事や睡眠、学校いってる時間があるのだから、それは行き過ぎというもの。

また、若い頃何年間かの短い期間には有効な方法だったかもしれませんが、学校の吹奏楽部でも毎日2~3時間程度でかなり上達します。

だからといって適当に惰性で続けていて良いという意味ではなく、短くても楽しんで続けられるという方が良いのではないかと思います。

 

練習に時間を費やすばかりでなく、良い演奏を鑑賞(フルート以外のものでも)したり、本を読んだり、譜面を読んだりするほうが表現の幅も広くなりますよね。

「~ねばならない」はほどほどに。。。

 

毎日、これくらいは練習する時間を作れるなと思ったら、今必要な練習をリストにあげてコンパクトにされると良いかと思います。