DTM,  Finale

伴奏くんが作成したmidiファイルを読み込んでくれない問題解消

教室には「伴奏くん」の愛称で知られるMIDIデータプレーヤーがある。

自分はMacに楽譜作成ソフトFinaleでmidi音源を作ってこの伴奏くんを活用している。

しかし、昨年Macを新しいものに買い換え、Finaleも最新バージョンにして、そこで作ったmidiファイルをUSBに入れて持っていき伴奏くんで読み込んだところ再生リストに全然表示されてない。

古いものはちゃんと表示されているので、何かファイル形式が違うのかと思っていろいろと調べてもなかなか出てこなかった。

「伴奏くん、表示されない」とかで検索しても違う内容のものしか出てこなかったのだ。

 

そこでふと、もしかしてファイル拡張子の違いかもしれないと思った。

そもそもmidiとは何なのか・・・正しくちゃんとした説明ができないから理解できたら解決できると思った。

そして解決できたので、こんなことで悩むのは私だけかもしれないけど一応備忘録として上げておく。

 

MIDIとは

Musical Instrument Digital Interfaceの略

シンセ、サンプラー、リズム・マシンなどの電子楽器、機器の演奏や時間の情報などを伝達するための送受信規格のこと。

各楽器にはそれぞれのMIDI信号をもち、その規格を持つ電子機器で送受信することで音を出せる。

 

ファイル形式、拡張子

拡張子とはデータが何の情報で何で使えるかを示すもので、画像なら「abc.jpg」などのように「.」(ドット)以下で指定してあげると機器は素直に開くことができる。

MIDIファイルは「.mid」なので「abc.mid」となる。

ところで、この拡張子なるものはPC初期には3文字しか使えなかったらしい。

しかし、時代は新しくなりいろんなファイルが扱えるようになり拡張子も4文字、5文字も使えるようになった。

MIDIファイルもそのまま「.midi」というように使うことが多くなって、新しいパソコンやアプリケーションソフトは何も指定しないとこの「.midi」(または「.MIDI」)で保存されてしまう。

結論

そう、伴奏くんはこの「.mid」という3文字の拡張子時代の機材なので「.midi」は再生リストに表示されない、という理由だ。

どうしても、作成したMIDIファイルを保存するとき「.midi」となってしまうので、保存したファイルの拡張子を「.mid」と3文字にしてあげることで表示されて、ようやく読み込んでくれるようになった。

 

まとめ

とにかく、時代はいろいろと進化して変化していくものである。

年齢に伴って人間の脳はどうなんだろう?

いつまでこの世界の進歩についていけるか、楽しいと思えたらきっとついて行ける・・・そうきっと・・・・