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変わりゆく世の中で

最近ブログ記事にするあたり、つい先日まで「です」「ます」調の文章にしていたが、特定の誰かに発信するということではなく、趣味とか備忘録的なものも増えてきて、なんとなく「である」調にいつのまにかなっている。

意味があるようなないようなものなので、本当なんとなくという感じである。

しかし時々また「です」「ます」調になるようにも思う(^_^;)

 

ということで本日の話題はフルートを吹く、という分ではまったく関連もないようなコンピューター内での音楽作成分野の話なので適当にスルーお願いできればと思う。

 

現代、これから将来的にはAIもどんどん入ってきているから今となっては話について行けない状況である。

私がこのPCでの音楽制作を始めたのは、ローランドのミュージ郎という音楽制作用セットアップだった。

それらが発売された時代は1,995年で、Windows95が広く伝わった時代であった。

当時、音楽はアナログの分野であった世界に1と0の2進法というコンピューターの世界で音楽の世界が創造される時代が始まった。

 

当初、Windows95からローランドがこれからの音楽の世界に先駆けて、「ミュージ郎」というセットを売り出した。

その中にSC-88という音源機材を使いpc内で作曲をするという、「Cakwalk」とか「Ballade」というアプリケーションソフトで、どんな人にも音楽への創造ができるよという触れ込みので販売された。

その後、誰にでもきれいな楽譜ができるよ、というものもできた。

当時はEncore4といって、今のFinaleより少し安めのソフトであったが、Finaleよりも直感的に使えたけれど、他の会社に買収されて無くなってしまった。

それらのソフトで本当にどんな人でも楽譜も書けるようになった。

そう思うと、昔々の音楽家は紙とペンと鍵盤だけで創造して今でも残っているはやっぱり凄いなと思うわけだけど。

 

当時Windowsの他にAppleもあったようだけど、研究家やデザイナーしか使わないものだったし、当時からやっぱり高かった。

どちらもすぐフリーズしてシャットダウンしまくっていたけれど、世の中的に需要があった。

Windowsはどちらかというと汎用性のありこれからはこの時代になると感じていた。

 

私にとってWindowsがパーソナルコンピューターとの出会いだったわけだが、思い起こすと、高校時代に既にその1と0の世界への興味があった。

必須のクラブを選択することになったとき、私は「電算クラブ」を迷わず取ったのだ。

いつも数式とか数に対して興味を持っていたのもあるけれど、当時その分野は将来当たり前に取り入れられるようになると思っていた。

 

しかし、その電算クラブは、とても地味で、出てきた数式が理解ができなかった😁

一つ上の先輩はいろいろ説明してくれるが、チンプンカンプンで生返事していた記憶がある。。。。

 

そういうことを経験して、大学でも数学を取った。

そこでもチンプンカンプンだったが、なぜか数式に興味はあった。

しかし、大学での数学はPCがどのように答えを割り出すか・・・その過程を学ぶものだった。

数学は好きでも、この大学の数学には幾通りもの解が出てくるのは正直おもしろくなかった記憶がある。

 

それまでの私にとっての数学は一つの解があってとても清々しいものであったが、大学のこの数学は幾通りもの答えが導き出されるのはものすごくストレスであった。

答えがひとつではないという矛盾・・・

そうであるからこそ、この分野は魅力的とも言えるが。。。。

 

そこから、私の中の数学は

『解はひとつではない』

1+1は2・・とは限らない世界が不思議になったわけだが、それは世の中の矛盾だらけの世界も紐解いているようにも思える。

できるだけ、単純に思いたいのに、そうでは暮らせない世界があるということ。

 

そう思うと、音楽もそしてこの世界、宇宙もそうなのかもしれない。

ともすると、音楽は理数系ではないように思わされるが、いやいや、和声や解釈を勉強すれば嘘みたいに簡潔であり、宇宙そのものである。

その昔々、音楽は数学という分野だったというのが理解できる。

 

じゃあ、数学が苦手な人は音楽は無理なのか、といえばそうとも言えない。

音楽を通して伝えるのは、文化や思考を伝える能力である。

背景にどんな歴史があったとか、そういった広い世界観を持っていることも必要なのだという思う。

色彩感覚もかなりの部分を占めるし、物語をどれだけ伝えられるかもとても重要と言える。

だから、どんなことも日常的に不必要なものはないともいえる。

 

物事を大きく、幾通りにも考えられるようになると、面白く受け止められるのだろう。

自分はどうかというと、まだまだ一方向からしか捉えられずに苦しんだりしている。

今後広がっている仮想空間はもっと悩みが増えるような気がとてもする。

だからこそ、現代は多方向から俯瞰的に思考することが求められているようだ。

そう、メタ認知能力?

能力なのか?

 

また、話が大きくそれてしまったので戻そう。

そんなわけで、最近はAIが音楽を創造する世界にどんどんなっている。

私達は、これからどう音楽を楽しんでいこうというのだろうか?

楽器や声を訓練して、音楽理論も頭につめて、プラス感覚や閃きで創造してきた。

その過程がとても楽しかったはずなのに、それらをAIが担当するようになると楽しいのかな?

いや、そんな中でもやっぱり楽しんでいるのも正解かもしれない。

 

今後は理論を勉強しなくても作曲していく時代、とあるDTM系のWebページにあった。

すでに、その文章を読んで創造ができない私は頭が固いのだろうか?

 

今私はDTMソフトを何にしようかと悩んでいる😁

そして、一曲も完成しないまま時が進んでいくのでは・・・と笑って過ごすことになりそうだ。

やはりフルートを吹いているのが一番楽しい・・・・

このオチはいったい・・・・

 

整理されていない頭で単なる考察をしているに過ぎない最近のブログで申し訳ないm(_ _)m