日記

音楽はやはり生もの

夏休みも残りわずかとなりました。

先日、とても綺麗な夕陽を見ることができたので

アイキャッチ画像にしました。

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

すっかりブログもお休みしてしまいました。

私はというと、いつものこの時期よりも忙しかったように思います。

 

先週は生徒を一人、師匠にレッスンしてもらうために

そのレッスンを立ち合いで見学させてもらいました。

師匠は体調があまりよくないとおっしゃっていましたが

レッスンでは手抜かりなく

きめ細やかな内容であっという間に時間が過ぎてしまい

時間が足りなくて終了となってしまって

とても残念でしたが

初めて私が聞くようなこともおっしゃっていたので

これはちゃんと受け取らせていただきました。

 

本当、レッスンに行く度に新たな発見があります。

これは、最近私が感じていることですが

とにかく、音楽に関しては

これで良い、というものがなく

指導する立場、受ける立場、演奏する立場全て

その終わりがなく

それどころか進化していくものなんだろうなと思います。

 

なので、時期が経っていても

同じ曲を同じように捉えることはなく

奏法も同じように進化していくものなのではないでしょうかね。

 

そして、

指導者はその人が必要なものもそれぞれ違うので

その場その場で必要なものを提供していくものなのです。

また、

指導される側としても

その時の音楽に対する向き合い方

感じ方

今持っている技術によっても

与える、受け取る、というのも違ってくるのではないでしょうか。

 

何人か同じ曲を練習して

同じ先生についたとしても

そして、昔と今では

受け取る時期によってもその曲は変化していくのですよ。

そういったところでは

音楽は生ものであると思います。

 

まぁ、当然のことなのですが

しばしば、私たちはそのことを忘れてしまいがちです。

 

今回のことで

受け取れるものは受け取り血肉にしていきたいと思います。

 

時間を作ってレッスンをしてくださった師匠に

感謝申し上げるとともに

私も頑張っていこうと改めて決意した次第です。

そして音楽をいつまでも楽しんでいきたいですね。