タンギングするとき舌がどのようになってますか?
シングルまたはダブルタンギングのお話を以前しました。
そもそも、基本のことを記事にせず、
ダブルタンギングの練習についての記事を先に載せてしまったので、
今日は最初の方で指導する、基本のタンギングについてお話したいと思います。
タンギングとは音の出だしをはっきりさせるために
舌を使って発音することです。
タンギングしないで「もわー」とした音を出すことも稀にありますが
基本スラーの途中以外はタンギングをします。
これはおしゃべりと同じで
これにより、伝えることを容易にさせます。
日ごろ、指導しているのかで
舌先のどの位置でtuを発音するか
意外とそれぞれ認識の仕方が違うのです。
その参考になる画像を昨日部屋を整理してるときに見つけました。
上の画像が人それぞれ認識の違いにようる舌先のつき方です。
これもどれが正しいかというのは言えなくて
どれでも良いと言えばそれまでなのですが、
どのような音の出だしが良いのかを教室で確認しながら
それをそれぞれの人が指導者の発音の音に近づける作業が必要です。
そのためにリアルに音をきいて確かめられるのが教室です。
因みに私は図の真ん中の舌の位置が一番近いと思います。
昔昔は1番目の図のような発音をするのが正しいと教えられていた人も多いですよね。
舌を必要以上に前に出すことで、ハッキリした音は出せますが
私個人的にはこの方法で行うと無駄な息の無駄遣いにもなり、また連続した早いタンギングには向いてません。
どちらかというと、ゆっくりとひとつひとつ
余韻を残すような音作りのときに使います。
でも、万人がこの感覚を持っていないように思います。
とにかく、音の立ち上がりが良いクリアな音を探しましょう。
舌の位置はいちばんやりやすいところで始めましょう。
それと息は喉でとめてはいけません。
これが基本となりますが
前回記事にしたシングルやダブルの発音では
舌先ではなく、少し手前のところだったりします。
もっと自由な舌の感覚が必要になってきます。
本日の記事が少しでも役立てていただければ幸いです!