緊張とはどこからくるのか・・
こんばんは!
フルート講師の佐藤良枝です。
記事のネタ帳がたまっているのですが、
結構文章として仕上げるのが難しいものばかりで、
今日は短めの記事になります。
最近、録音をしながら練習しています。
その日によって調子が目まぐるしくかわります。
そして、先日久しぶりのレッスンで
指が動かない、
吹けば吹くほどもっと動かなくなる、という生徒さん。
私もそうだし、
ず~っと考えていたことで
カウンセリングして話を聞いているうちに
とても似たところがあるので改めて自分を掘ってみました。
自分の心や精神の癖を掘ったんです(笑)
緊張とは、必ずしも人前で何かをするときばかりでなく
何をするにも
ここはきっちりしたい!と思う場面って
実は沢山あって
日々それの積み重ねだったりしますよね。
それでまた分かってしまったのですが
録音する時何を考えているか・・・を考えてみました。
もちろん、曲に集中すれば良いことなのですが
どうも、私の場合、自分の思う演奏、音が少しでも違うと
それが気になってその後ウッカリミスをするのですよ。
または、筋肉がまったく意図しない動きになり
結局曲全体の流れがとまってしまうのです。
そこをもっと掘っていくと
自分ではそんなところはあまり無いと思っていたのですが
ほんの少しブレスの仕方が悪いと自分が許せないということです。
自分を許せない、っていうことは
音楽を楽しんでいるのかっていうところだったのです。
だから、録音をすると納得いくまで録ろうとすると
何時間も必要になっちゃうんですよね。
もう、そういうところは乗り越えたはずなんですが
なかなかしぶといですな~(笑)
お話すると妙に分かるようになります。
そして、一旦それを認めて受け入れてみると
私の場合は身体の緊張が抜け始めました。
何日か経つとまた同じようになるけれども
根元が分かっているので解放するのが早くなります。
真面目な人ほどそうなりやすい。
ここまでできた自分を褒めてあげましょう!
そこからまた一歩ずつ進めば良いのです。
私の師匠に相談すると
歳を重ねても、練習していけばやっぱりうまくなるんだから
投げやりにならないように、と言われました。
歳の問題だけではなく
とても頑張って演奏活動していた若い子が
練習時間が思うように取れない
それでどんどん自分を追い込んで許せなくて
せっかくそれまで頑張ってきた活動までも辞めてしまいました。
それは本当に勿体ないことだなと本当に残念に思います。
どんどんへたくそになっていくように思えて
それが許せない・・と。
せっかくだから皆、楽しんでいきましょう!
吹いていると、ハッと思えるような良い音が鳴ったりするの
涙が出るほど嬉しいですよね。
そんな音で一瞬でも出会えたんだから
そんな自分をほめてくれるのは自分しかいないじゃないか!
また、明日も宜しく!とまた吹きましょう!
ということで、3月からちょっと新しい試みをしてみたいと
計画を立てております!
それらのことはまた改めて✋
結構長い文になってしまいましたかね(;^_^A