実験

リングキーのフルートの穴を塞ぐプラグ自作してみました

以前に「フルートのリングキーかカバードキーか」という記事を書きました。

その記事の中で何十年もリングを使っていながら

年齢とともに少しずつ自分の身体が変わってきて

その一つにリングキーの穴が上手く塞げてないことが多くなってきたのです。

 

そして、シリコン製のプラグを使っていたのですが

どうも音質が若干籠っているように感じてました。

 

昔の聞きかじりで記憶していたのを思い出しました、

コルク素材が良いということなんですね。

ところがこれは売られていないので自分で作らなければならないのです。

この話を聞いてからコルクを手に入れるために

コルク栓のワインを買っててもう十分乾いてました。

※あまりスカスカしていない良質なコルクが良いです。

 

しかしいざやってみると

どもうカッターでも丁度良いサイズに切れないのです。

 

そして、それをTwitterでつぶやいたのです。

すると親切に教えてくれた方がいて

以下のようにするといいよということ↓

ありがとうございました。

そうか、そういう方法が・・・と早速試しました。

そして、このコロナ禍の中でフルートにつける

飛沫防止シートを作るために円形に切るカッターを持っていたことに気づき

そして、サンドペーパーは無いけど、

ネイル磨きやすりがあったので、これは良いかもと作業開始しました。

円形に切るカッターもネイル磨きもなんだかこの為にあるような

とても使いやすかったです。

プラグをはめて音質が気になる方はお試しください!

 

《手順》

  1. 先ず、カッターで2~3ミリくらいの厚さでスライスします。
  2. そして、円形カッターで切る(私の持っているのは開かないでそのまま切る)
  3. そして、ネイル磨きで調整しながら削っていきます。
  4. ポイントは差し込む方が少し小さくなるようにやや円錐型そしてピッタリよりはほんの少し大きめのサイズに削ります。
  5. 穴にそれを埋めます。

 

コルクは湿度で伸縮するので乾燥すると縮み、

水分を含むと膨らむので良い感じです。

そして音を出してみるとなるほど音質もあまり変わらなく良かったです。

 

しかし、頭部管で使っているヘッドコルクもそうですが

定期的に交換しないといけないからちょっと手間ではあります。

時間のある時に少し作っておこうかなと思います。