良い状態の時を思い起こしておこう
今日はまた天気が悪い札幌です。
今週はニューイヤーコンサートがありますが、
感染者数がまた増え始めていて心配になります。
そのため、今週は本番前ですが出演者のレッスンはしません。
指導することは全て伝えてきたので各自練習で本番に望みます。
この日は大学の共通テストも行われるみたいですね。
今年は私の生徒さんには大学受験生がいないのですが、
このコロナ禍の中非常に気を使いますね。
部屋の中は湿度を保ち健康管理をしっかりとしていただければと思います。
また、本番も試験もそうですが、
日程が近づいてくると身体が固くなりますので
ストレッチや瞑想などもしておくと良いでしょう。
そして、先日の合わせの時、ある生徒が声楽も習っているけれど
「声楽の発表会は全く緊張しないのに、フルートは信じられないくらい緊張する」
ということを言ってました。
それに対して
「緊張するのは仕方のないことだからまずそれを受け入れる。
そして、できるだけ胸を広げるようにすると良い。」
というようなことを、ピアニストさんがアドバイスしてくださいました。
緊張するのは当たり前、と思うと少し気が楽になりますよね。
逆に「緊張しないように」と言うと
それに想いが囚われてしまい
肝心の曲のことが飛んでしまいますので本当にそうだと思います。
緊張することも必要なことでもありますし。
私はそれにプラスして
舞台でどんな演奏しているか、
日ごろから自分が出している音や演奏をリアルにイメージするのも良いと思います。
また、自分の身体が思うように楽に動いて
楽に呼吸している時の状態を思い出して
外から自分を客観的に眺められると良いだろうなと思います。
これまで、いろんなことを試したのですが
状況が許せばそういう自分を眺められる時間を設けましょう。
時と場合によっては空回りすることもしばしばですが
少なくとも
「このフレーズ難しいんだよな。。心配だな。。。」
と思い浮かんでしまうこともあります。
そういうときは無理して打ち消すのではなく
「ああ、またか・・・」くらいに思って
自分のしたい演奏をしてくださいね。
失敗することが頭の中に浮かんできても
直ぐに良い時を思い出してみましょうね。
それから息をリラックスして吐ききってから、深く吸ってみましょう。
そして以下お試しください。
以下過去形で声に出して言ってみましょう
『私は益々フルートが上手くなっていた!
楽しく吹くことができた!!』