日記

春の海・・思うとき

今日はレッスンと来週のリハとアンサンブルレッスンと

移動が多い日となりました

でも、とても有意義な時間を持てました。

 

来週、とある縁で子供達に聞かせる名曲。。。というところに参加させていただきます

子供って本当にいいなって思います。

大人みたいに、隠し事が少なくて素直に感想を

それも、ダイレクトにくれます。

 

来週はそんな子供達の前で

こんな大人の名曲を聴かせる機会で

そのリハーサルが今日だったのですが

 

何度も筝とフルートで皆さんの前で演奏してきたのです

 

筝奏者との共演

今年はそう、30年近くの付き合いで2年ぶりの共演になります。

毎回演奏するのが「春の海」という名曲

 

同じ曲ですが毎回、違う・・・

 

今年は、しかも、筝2面との共演です

とっても楽しかった!

本番は来週ですけど(笑)

 

いつもお手合わせいただいている筝奏者にとっては

実は最後かもしれない、

とのことでしたが

 

今日のリハーサルでは

そんなことはみじんも感じなくて

そして、もう一方の筝奏者の方とも非常に息があって楽しかったです

 

アンサンブルは本当に楽しめます!

アンサンブルの愉しさはここにあると思います

 

話が少し飛びますが

多くのソリストが何故このアンサンブルに力を入れていくのか

理解するべきだと思います。

私がソロからアンサンブルに力を入れたという話で

まず最初に思い起こせる演奏家は

ヴァイオリニストの巌本真理さんです

 

巌本さんは、私の母が中学生とか高校生の頃に活躍してた方なのですが

母の話を聞いて、後に書籍とCDを手に入れたのは私です

 

巌本さんは、ある時期までソロのヴァイオリニストで活躍して

確か、ガンにおかされてから

それまでの音楽人生を変えてアンサンブルに力を入れた方です

 

母から随分と巌本さんと辻久子さんの演奏の違いをきかされていて

母はどうやら、巌本さんの演奏が好きだったようで

私はというと

やはり同じように巌本さんの人生観とか演奏に興味を持ったのですね

これは親子だからなのかどうか・・・・

 

そして

邦人ヴァイオリニストにかける母の思いも

私に継承されていると

今では思っています。

 

そして、もしかすると・・・

あえてVnでの邦人としてあげるなら(あくまでも私の見解です)

 

前橋汀子

五嶋みどり

庄司紗矢香

 

というふうになるのではないかと・・・・

 

庄司紗矢香さんのお名前はお恥ずかしながら

ここ数年で知り得た演奏家ですが

とても楽譜に忠実に演奏する方で

また、絵も描かれる方らしく

私としてもとても共感の持てるヴァイオリニストです

 

そして

その完璧な技術をお持ちの上でロックとのクロスオーバーを再現される

素晴らしいです

ジャンルを一切払拭するエネルギー・・・

来札すれば必ず行きたいと思うくらいです

 

しかし・・話が多きく逸れてしまったか?

来週のお仕事では

どんな風にこの「春の海」を

子供達が受け止めてくれるか

そもそも受け止めはしなくて良いけど

 

それが楽しみで
そして
課題としてます