情報世界の中で気づかされたレッスンの考え方
最近情報量の多さで多くの方がお疲れなのではないかな、と思う今日この頃です。
私の場合は脳科学の情報が多くて、AIについてに流れついて、「あれ?いつのまにAIに切り替わってたのかな?」と気づき自分が疲れ果てているのに気づいてわざとまったく違う分野のものでリセットしたりしてます。
しかし、結局はどれもネットの企み(笑)いろんな情報が流れ込んでくる仕組みなってるのに気づいて、外にあるものばかりに囚われず、というか近くにある小さな事柄を大事にするようになってます。
さて、そんな情報世界にフルートの情報も沢山ある中で、調べる時間を練習に当てたらどんなにか良いだろう、と思うようになりました。
情報は力になるけれど、ともするとどうしてよいか分からなくなることもあるのではないでしょうか。
まして、今や、知りたい情報が出なくなりAIが決めた情報が流れてきている感じでしょうか・・・。
そのような中ですが、ことフルートについてお話します。
フルートが上手く吹けるようになるためには...。
基本をどの程度理解して、自分の身体をどれだけ観察でき、身体と楽器が少しずつ一致していけるか、というところにあると思います。
このお話をする時のひとつの例として・・・
昔の先生は「一番の先生は自分の耳」と言われていました。
「この耳はなんのためについているか!」と厳しくレッスンされる先生も沢山いました。
理屈で上手くなるのだったらみんな苦労はしていないはずです。
私も今なら「自分の耳が一番の先生」という意味が良くわかる、、
言葉を単純に受け止めると「ちゃんと聴いてるよ」「だからこういう音を出すにはどうしたら良いか分からないんだよ」などと面と向かって言えない屁理屈を心の中に抱えた時期もあったりします(笑)
先生ごめんなさいm(__)m
- 音は耳から入ったその音を作るためにどうするか研究する。
- 研究するためには練習をする。
- 気の短い人は他に情報が無いか、いろんなところから得ようとする。
- 多分どの情報も当たっていて頭では理解できる、または「そうなんだろう」と予測する。
話を戻します。
いろいろ情報集めるその時間をフルート吹きませんか?
この多量の情報を横に置いて自分の耳大事にしませんか?
このブログでも沢山アドバイス的な記事を載せてはいいるけれど、フルートにまつわることは今後、最低限重要と思うところだけにしようかなと考えています。
今までも最低限、と思ってあげてきました。
それでも、捉え方ひとつでいかようにでもなりえますので。
むろん、この記事を真剣に読んでる方はあまりいないとは思いますが(;^ω^)
リアルレッスンではその人に必要なことだけ、あるいは質問・疑問にだけ丁寧にアドバイスします。
フルートに限らず、楽器を楽しもうとするならまずひとつづつ、音作り、スケールとアルペジオ、インターバル等基本練習を毎日すること。
初心者、入門コースではひたすら音と運指を覚えて知ってる曲を交えちょっとお楽しみを設けたりしておりますが、それ以降のレッスンではスケールでウォーミングアップ、ロングトーンから始まります。
つまらないようにやるといつまでもつまらないことに思えます。
(大事なことだと思っているのでそう思わない方は違う教室をご検討ください。)
さて、その上でエチュードの練習で応用、小品集で歌うことを体験します。
難しい和声等は入りませんが、初級の段階から楽曲分析も入ります。
楽曲分析するとよりその曲に深く共鳴するようになります。
ここからが皆さんに楽しいと言われます。私も楽しい(^^♪
ここまでくるとある程度自立して音楽ができます。
もちろん基礎まで仕上がっていればジャズもやってみたいと遊べるようになります。
ある程度吹けるようになってくると楽しくなって沢山レパートリーが増えてきます。。
吹けないまま曲を練習してもで時間が余計かかるし楽しくないのではないだろうか?というのが持論です。
と、今日の記事はここまでです。
次回は今までサラッとしか触れていなかった教則本についてのお話をしたいと思います。