ファルベコンサートvol.3「ロマン派への手紙」2019
只今の天気 曇り
予想気温 34℃/26℃
高めの気温が続いてますが、熱中症対策は万全でしょうか?
今日は本番まで2ヶ月を切りまして、今一度告知をさせて頂きます。
今年は会場であるルーテルホールの共催を頂きましたファルベコンサート。
ルーテルホールはとても響きが良く、ピアノもスタンウェイが入っており、札幌ではクラシックの演奏家が演奏したくなる会場です。
ここで、3回目のファルベコンサートが開催されることに大変喜びを感じてます。
そして、ザ・ルーテルホール ミュージックトゥモーロ―も3回目、どちらも3回という嬉しい偶然。
しかし、早いですね~。
昨年から少しずつプログラムを練って、今年4月に決定となりました曲たち。
今回のプログラムはどれも重要なレパートリーとなってます。
中でも、シューベルトの「萎める花」 による変奏曲は今回のメインの曲です。
多分、シューベルトはこの曲に非常に想いを込めて作曲したと思われる作品です。
私はもう20代の頃に一度勉強してましたが、人前では演奏したことがありません。
その頃の私にはこの曲の深さを表現できないと思っていたからです。
この度、ピアニストの西藤亜美さんとのユニットでの活動ができるようになり、ようやくこの曲に取り掛かれます。
ファルベはフルートとピアノのアンサンブルユニットのリサイタルです。
ジョイントリサイタルではありません。
どちらかというとデュオリサイタルと言えますが、どちらがソリストという訳でもありません。
なので、リハーサルではお互い解釈する方向性が同じなところもあれば、違ったりすることもあります。
それが面白いところでもあります。
このユニットでしか味わえないフルートとピアノによる珠玉の名曲をお届けしています。
ですので、フルートのみならず、ピアノ業界の方、クラシック愛好家に聴いて頂きたい演奏会です。
もちろん、クラシックを聴いたことことがない方にもお越しくださると非常に嬉しいです。
クラシック音楽に日頃親しんで来られてない方にとってはきっと「聴いたことない曲ばっかり」と思われるかもしれませんが、好評を頂いて私達も大変な励みとなっております。
日頃親しんでないからこそ、この空間がとても貴重で大事なのですが。
2019年のプログラムはファルベのホームページにも載せましたが以下の通りです。
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J.S.バッハ:フルートとチェンバロの為のソナタ h-moll BWV1030
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シューベルト:”萎める花”によるフルートとピアノの為の変奏曲
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イベール:フルートとピアノの為のヒストリー
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サンカン:フルートとピアノの為のソナチネ
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ヴィドール:フルートとピアノの為の組曲
ほぼ、この順番で演奏いたします。
まだ、きちんと手を付けていない曲もあります?
なんせ、時間があっという間に過ぎていくので、譜読みをするのが精いっぱいで、今後のリハーサルで仕上げていきます。
ちなみに、シューベルトのこの曲のタイトルには
「萎めるの花」の主題による変奏曲・・・・とか「萎める花」の主題による序奏と変奏曲・・・とか見かけると思いますが、
今回ベーレンライター原典版を使って演奏するのでこのタイトルを採用しました。
ブログを2回ほど飛ばしてしまいましたが、今日はお休みを頂けたので記事にしてみました。
※この記事はしばらくトップに固定しておきますが、ファルベや曲についての記事も随時アップしますのでお楽しみに!