今日はコロナウィルス問題から5ヶ月休止していたフルートサンサンブルの日でした。
お久しぶりすぎましたね。
でも、お休みされた方も何人かいましたがまた再開できたこと嬉しく思います!
ソーシャルディスタンスで広い部屋で間隔を空けてのレッスンでした。
今後のアンサンブルの定員は5〜6名くらいになるのではないかと思いますので募集は控えて2グループ。
さて・・・ブログを最近サボり気味で申し訳ありません。
最近就寝するのが結構早い。。
22時にはスマホの電源を切って、PCも観ないようにしている毎日で。。。
ブルーライトが眠りの質を悪くするし、翌日の体調にダイレクトに響くようになったのもあります。
そして、先日配信しようとしていた動画ですが、最近は1日にできることが少なくなってきて、アップする動画編集にまったく手をつけられていないでいます。
楽しみにしている方には申し訳ないけど、編集できる日が限られている為、来月の10日以降になると思うのでお知らせまで!
さてそんな中、先日Twitter上であの名ピアニストアルゲリッチとヴァイオリニストのルノー・カピュソン共演の無観客によるライブ配信があるというtweetが流れていましたが、時間がなくてゆっくりと聴こうと先ほど聴き終えました。
今、私はFacebookを全く開いてないのですが、このアドレスはログインせずに観られます。https://www.facebook.com/symphonikerhamburg/videos/1186508558354210/?vh=e&d=n
もし、クラシックに関心があってまだご覧になってない方は是非ご視聴ください。
6月25日がその動画です。
私はとても感銘を受けました。
アルゲリッチはお若い時の演奏よりも今の方が深みとまろやかさ、しなやかさが増して素晴らしい演奏でした。
今回は優しさも増したきがします。
年齢を重ねながら熟成していってるな、という印象。
ヴァイオリンとの音の重なり具合などはとても自然でとても勉強になりました。
自然に、、、というのが実は一番難しかったりします。
フランクのソナタはフルートでの演奏もありますが、
切れの良い音を出すというのはフルートでは表現しきれないもどかしさも感じました。
もちろん、ニュアンスではある程度は近づけることはできるとは思います。
フルートだけのアンサンブルやオーケストラを聴くとそういったものが理解できます。
そんなことも相俟ってクラシックのフルーティストはヴァイオリンの表現力に近づけたい欲求がとても強いらしい。
そんなことからフルートの強みってなんだろうかと思う時があります。
繊細で綺麗な音・・・・
暗い曲も明るくなってしまう。
そういう楽器の特性を逆に応用できないかな、と悩む・・・。
そうつらつらと思っていて、以前から好きでCDを聴いていた水越典子さんのライブ配信も昨日夜中に視聴させていただきました。
演奏された曲はどれも知っていて、そして全て演奏したことがあるものでした。
しかし、どの演奏も新鮮。
武満徹のAir、宮城道夫の春の海・・・
そのほか全て初めて聴いたような感覚。
フルートからのアプローチ次第でこんなにも違うものだろうかと思いました。
フルートならではの表現が見事でした。
ライブ配信、ライブ録音ではこう言ったところまで聴くことができます。
今コロナ問題で生で直に耳にすることはできませんが、ナマにはかないませんが逆に聴きたくてもなかなか聴くことが難しい演奏者の演奏をネット上でいくらでも聴くことができるのは本当に幸せなことですね。
あと、今回共通して感じたことは年齢を重ねるということ、肉体的な問題などいろいろある中で技術とかそういうものを飛び越えた表現があるということ。
それは、言葉では絶対語ることはできない世界だとも思いました。
そこからは勇気と元気も貰えました!
楽器を演奏するということは楽しいことばかりではないけど、こんなに音楽をする人が沢山いるのは、きっと自分との対話ができる手段のひとつだからなのかもしれないです。
言葉以上のもの、言葉では伝えられないもの、言葉で受け取れないものが存在するからなのでは、、、と思いました。