練習のヒント

まずストレッチをしてから吹き始めよう

若い時のように上手くいかないとお嘆きな方へ。

私自身もそうですが、本当にいろんなところが上手く動かん!!とイラっとしていますが、子供の時、学生時代はまだまだ成長の途中でいろんな動きが素直に反応していたと思うのですよ。

しかし、社会人になって、仕事でストレスが溜まったり、緊張したり、イライラしたりすることが多くなってきます。

 

イギリスのソプラノ歌手であるサラ・ブライトマンはあんなにいろんな声質で上手に歌うのに、「人生は上手くいかないことの方が多い」と話していたのが印象的でした。

そうなんですよ、人生上手くいかないものなのです。

そう諦めて受け止めるとなんかリラックスできませんか?

一生懸命とりくんできたにも関わらず評価されないとき非常に落胆します。

何もやる気にもなれない時は違うことを考えたり、旅行に行ったりして気晴らしをしますよね。

コロナ禍の中では制限されることはありますが、その中で皆何とか過ごしていると思います。

 

で、フルートの音も良い音が持続しない、とか私も結構悩みます。

自分を休めてあげるように工夫したりしますが、最近ちょっとストレッチや瞑想を心掛けるようになりました。

首、肩、腰いろいろ動かして、子供の頃のもともと持っているバランスの良い動きを思い出しながら。

ある部分の動きを良くするには、全体のバランスを整えてあげることで良くなるんです。

得に同じ姿勢を長時間続けるとバランス悪くなります。

最近気づいたのが、私は若い時、演奏中はあまり動かなかったと思うんです。

それが、今では知らず知らずの内に細かく動いているんです。

どうしてか・・・・

 

「あ、首に力が入ってる」

これを正すにはいろんなところを修復しようとしていろんなところが動いてしまうんです。

これは最近気づいたことです。

しまいには、全く音にならなくなることもあったりします。

こういうときはストレッチをするとかなり改善します。

 

今回気づいたので身体が固まってる人とレッスンの始まりに一緒にストレッチをしようと思ってます。

今まで、ウォーミングアップでスケールやロングトーンをしてましたけど、まずはストレッチを導入しようと思います。

それは、肩や腕、指等の他、顔のストレッチも入れると良いかもしれません。

顔って知らず知らずの内に凝っているのですよね。

特に管楽器やる人は口回りが・・・・。

ホイッスルトーンもそのひとつで今まで時々やってましたが、その他の部位も気にかけてみます。