練習のヒント

アパチュアと息の関係に気づく練習

今週ももうすぐ終わりです。

さて、この1週間、体調を崩されている方が増えてますね。

私は体調を崩しそうな時は落ち着く音楽を聴きながら

あたたかいお茶をゆっくり飲んだ後で

もし可能であればフルートを吹きます。

 

フルートの音を作っているときは

他のことをあまり考えなくなるなります。

どんな楽器でも練習しているうちにそういう状態になるのかもしれません。

 

フルートは特に息のトレーニングがあるので

一種の瞑想状態になるのかなと勝手に思っています。

 

しかし、その反面、思った音が作れないときもありますね。

そういう時はちょっとイラッとしたり落ち込んだり・・・

そういうときは楽器を置いて

ストレッチをしたり

数えながら吐いたり吸ったりするのがオススメです。

私が日常的に行っている方法です。

と、特別なことはしていないのですが

アンブシュアの筋力を維持するにも良いので

その方法を紹介します。

 

「すー」という発音のまま息を吐き

そのままの口腔内(舌の形とか空間)を維持しながら

唇の中心を閉めていき小さいアパチュア(唇で作る穴)にしていきます。

息のスピードを「スー」という発音しているくらいの量で良いです。

アパチュアを小さくしていくと息にスピードがつきます。

必要以上の息の量はいりません。

これをしていると息の量とスピードがどのように作られるか気づくと思います。

 

口の中はただ「スー」という時の形と息を保つ。

腹式呼吸は意識しててくださいね。

そこで何秒続きますか?

随分長く吐けるのではないですか?

 

フルートを吹けないとき

気がついたらこれをやってみてください。

少し頭がスッキリしたのでは無いでしょうか?

 

皆様今日も1日お疲れさまでした!

ゆっくり休んで明日もフルートを楽しみましょう?