演奏のためのヒント

緊張状態でのブレスの仕方を考える

ニューイヤーコンサート、本番が近づいてきました。

このコンサートは本当は2019年の12月開催の予定でしたが

2020年に延期になりましたが、それも出来なくて

今回は是非とも開催にたどり着きたいですね。

 

さて、こう本番が近づくと呼吸が浅くなりがちに。

緊張している証拠ですが

そういう時、頑張って一杯吸おうと思うとかえって力んでて吸えない時があります。

そういうときは、結構こまめに分からないように吸うことも必要です。

 

こうじゃなきゃ!という想いでするのは練習する時、

本番になったら力まないほどに小さく素早く息をとってみてください。

それが成功したら少しずつ冷静になってきます。

 

問題は力み。。。

日課練習でロングトーンやスケールの練習ではメトロノームを使ってますよね?

遅れないように上手く息を取りながら進むのです。

最後まで止まってはいけません。

失敗しても次のポイントで上手く取るようにしてみましょう。

 

そういう積み重ねがこういう本番の時に役立ちます。

無理に長いフレーズを頑張って一息で吹こうと思っても

緊張している状態だと続きませんし

ブレスするべき箇所で吸えたとしても身体が固くなってるので

きちんと吸えない、次のフレーズが遅れる、最初から音にならない

・・・・などなど。

 

実は私はいつも本番でこのようなことが起こっています。

こういうとき、共演者がいる場合は上手くサポートしてくれたりするので

上手くいってるように見えます。

音楽を途切れさせない、本当にありがたいことです。

 

話が逸れてしまいました。

ですので、今回は皆さん、一人ではないですよね。

アンサンブル仲間だったり、ピアノの伴奏がついていてくれます。

だからまずは安心しましょう!

普段とは少し違うかもしれませんが

それだけでも極度の緊張から解放されて

普通に息が吸えるのではないでしょうか?

 

難しいと思うと難しいかもしれませんが

音楽という共通の仲間と一緒に演奏できることを楽しみましょう!

これは私自身に言い聞かせていることであります。

 

前日はお風呂に入って、早く就寝しましょう。

天気のことも気になりますので本番は早起きして

身体を整えて臨みましょう!