日記

人生初めての経験・・・9月6日北海道地震

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この度は北海道も大きな地震に見舞われ被災地となりました。

なので、今日のブログは何を載せようか迷っておりました。

まずは、今回の地震に亡くなられた方へお悔やみもうしあげます。

また、多くの被害を受けた皆さま、お見舞いもうしあげます。

9月6日午前3時頃、激しい横揺れと建物の軋む音で目覚めました。

震度6の大きな地震だと後から情報が入りました。

前日の5日はとても強い台風21号が過ぎ去った後のことです。

家は地盤が良い土地の上に建っているので家の中の被害はほぼありませんでした。

地震が来た殆ど直後に停電になりました。

そして、姉にまず電話して安否を確認しました。

それから、Lineに安否を気遣うメッセージが入りだし

教室関係の緊急メールもうけました。

休講の連絡(まぁ、こんな日には誰もレッスンには来ないでしょうが)をしました。

そこでスマホの電気を半分費やしてしまって、ワンセグテレビをチラッとだけ見て、大変なことになっているのを知りました。

 

いつもだと、消えても間もなく電気が点いていたのですが、今回シーンと静まり返って時間が流れました。

その異常さで、今回は非常事態であることを知ったのです。

街路灯も信号機も皆消灯していました。

ただただ静まり返った暗闇でした。

 

そして間もなくマンションなので水道が止まりました。

以前からタンクに何個か水を詰めてましたので、トイレ用には使えそうでした。

しかし、もし、この状態が長く続くようなら、飲料用のお水は足りないなぁ、と思ってました。

 

ですが、なんとお隣さんから2リットルのペットボトル1ケースを頂けたのは幸いでした。

本当に有難くて泣きそうでしたね。

私もこういう場面に出くわしたら同じように分けてあげようと思います。

 

そして、通電するまで、インターネットも繋がってないし、スマホの充電もできずあっという間に電池切れ。

とにかく、ちょっと外の様子をとまた外へトライ。

近くのコンビニはすでに列ができていて、中に入っても何も無く、欲しかった電池もなく・・・。

そこで、私が頭を切り替えました。

「水と塩と米さえあれば数日間は生きれるよ」と。

それから夜中でまだ真っ暗だったので、ろうそくを灯し懐中電灯を捜して、

LEDのライトスタンドも見つけて何とか朝まで過ごせました。

 

不思議とお腹もすきませんでしたし、思いがけずできた空白の時間も、思いついてフルートを練習してました。

練習していると不安な気持ちもなくなり、集中できました。

 

スマホは電池が残量が1%になりやがて電源が落ちました。

連絡手段が何もなくなった瞬間、「ああ、こういうことだったのか」と妙に落ち着いてたように思います。

 

電気はその日の夕方16時~17時頃に復旧しました。

電気が点いた時は無条件に喜びました。

「わー、電気来たー!!!ありがとう電気」と一人で叫んでました。

 

真っ先にしたことはスマホの充電でした。

そして、スマホを開けなかった時に受けたメッセージの返事。

有難いですね。

 

地震によって起こった停電で断水。

バスも地下鉄もJRも電車もみんな止まっている。

交差点では警察官が手旗信号で車を誘導していました。

大きな交差点にしか多分いないであろうと思いますが、ご苦労さまでした。

警察官、人手不足だったでしょうね。

人生で初めての経験でした。

 

 

まだ、余震が続いてます。

予断を許さない状況ですが、ひとまず明日から仕事です。

 

 

↓9/5 台風一過でまだ青々とした葉が沢山落ちてました。

↓同じ地震前日9/5朝に撮った空