日記

ゆとりのスペースを感じて

今日の天気:曇り後霰
最高・最低気温:10℃・6℃
只今の室内温度・湿度:16℃・57%

この一週間はまぁまったくゆとりの無い日が続きました。
そして、そして、あともう一つ大事な本番が待っていて気が抜けません。

昨日はピアノ教室の発表会でのゲスト演奏。
こちらも生きた心地がしませんでしたが、何とか乗り切ったという感じです。
自分的にはまだまだな感が残りました。
でも、今回のことでいろいろと反省する部分と、とても勉強になり方向性が少し見えてきました。
私的には今までいろんなピアノ教室で演奏させていただいてきましたが、こんなゆったりした雰囲気の素敵な発表会は初めてだったかもしれません。
主催の先生はベテランの先生で、今ではお目にかかれないような発表会のさりげない気配り。
先生には感謝で一杯です。
これからの課題は「時間が無い中でも心にユトリスペースを設ける事」。
それには、今後自分に必要な部分を補えるのか考えていこうと思いました。

そして、今日は、私が初めて就いたフルートの師匠のお見舞いに行ってきました。
8歳から習い始めて高校生までお世話になっておりました。
社会人になってからも時々レッスンを受けに行ってました。
私がレッスンをお願いすると、いつでも快く承諾して頂いていました。
突然先生の自宅に伺っても嫌な顔ひとつせず。
今から考えても、なんて厚かましい生徒だったことか。
今、こうしてフルートで仕事できているのは先生のお蔭です。
生徒一人一人の個性もきちんと見ていて、本当に素晴らしい師匠です。

そんなおおらかな先生ももう90歳になられていたんですね。
でも、この春まではレッスンもされていたと聞き感動しました。

弟子仲間からの連絡で入院されていると知り、入院先に連れて行ってくれました。
先生のお弟子さんたちは、今でも時々繋がっていられるのは先生の人徳なのかもしれません。
昔は今のようにSNSなんていうものもありませんでしたし、学校のように同窓名簿なんかもありません。
声をかけてくれて本当に有難かったです。

先生にお会いすると、「変わってないな~」と第一声(笑)
記憶も鮮明で、私の家族のことも覚えてらっしゃったのには驚きでした。
発表会でのエピソードも楽しくお話しでき、今更ながら納得したり貴重な時間でした。

もっともっとお話しが聞きたかったですが、それはまた今度お会いした時の楽しみにしたいと思います。

ユトリのない日々を過ごして心がささくれそうになってたので、今回お会いできたことには私にとっては大いに意味のあることでした。
まったく違うシチュエーションを2日間続けて体験したのも何か意味深いものを感じました。

さて、来る29日は秋元恵理子氏CD発売記念コンサート。
心の窓を開けてゆったりとした空気を取り入れて望められたらいいな、と思ってます。