レッスンでの気づき

鏡をフルに活用しよう

今日の天気:カラッパレ

部屋の湿度:67%(外はもっとカラっとしている)

最近、お天気が良い日は朝の散歩は山の方へ向かって30分ほど歩いてきます。
普段はあまり上の方には行きませんので、いろんな発見があって楽しいです。
あと一週間で7月も終わってしまいますが、今年の札幌の夏は、北海道らしい気持ち良い晴れが多くなりました。
日中は30度まではいかないけれど、湿度が低めの暑さ、夕方には涼しくてじっとしていたら少し寒いくらいになります。
過ごしやすくて良い感じです。
本州の皆様、この夏休みは北海道に遊びに来てください。
といいつつ、この天気がいつまで続くかは分かりません(^^;

さて、今回は前の記事と少しかぶるかもしれませんが、フルートの練習方法について書きますね。
さほど真新しいものではなくて、一般的にも言われているものです。
でも、なかなか、これが忘れていたりするんですね。

私がフルートを習い始めた頃のフルート教室というのは、今のようにレッスン室でマンツーマンのレッスンではありませんでした。
かと言ってグループレッスンでもありませんでした。
今でいうところの公開レッスンみたいに、レッスンを受けたい生徒さんが10名以上いる中で、一人づつ呼ばれて、みんなの前でレッスンを受ける形式でした。
なので、子供ながらにいつも緊張してレッスンを受けていたのを覚えています。
練習しないでレッスンを受けるのが恥ずかしく思ってましたが、今思うと前の生徒さんが吹いているを見ることができたのは幸いなことに思えます。

また、フルートはみんなそれぞれに音が違うことも知りました。
でも、みんな真剣に吹いていました。

その中で、綺麗な音で「ソノリテ」を吹いている先輩方の音を聴いて頑張ろうと思ったものです。
フルートってこんな音になるんだ!と感動して、それからあの「ソノリテ」が好きになりました。
//もっとも、好きになったのは中学生の時に新調した総銀製のフルートにしたのもありましたけれど。//
単純に半音づつ下降していくのですが、私にはそれが「つまらない作業」とは思えませんでした。

そして練習をしていくうちに、近づけたと思える瞬間がありました。
最近、その頃のことを少し思い出しまして、レッスンで「鏡の前で自分が吹いている姿を映して練習してみよう」と伝えました。
そうなんです、鏡を見ながら吹いているうちに歌口のポジションがブレなくなったとき、とても良い響きになりました。
レッスン室には大きな鏡がありますので、鏡を使って指導することは当たり前なのですが、ご自宅でも同じようにしてみてください。
初級者は結構使ってくれているみたいですが、アンブシュアを見ることで精一杯のこともあるでしょう。
楽器を組み立てて構えて練習できるようになっても続けると良いと思います。
私は今でも練習のときは鏡を使います。

短いフレーズでも良いので、楽譜から離れて、鏡をみて練習してみましょう。
楽譜にかじりついていると意外と自分が考えている姿になっていないこともあります。
鏡を見る事で客観的に自分が観察できますし、音にも注意がいきやすいと思います。
人によってはかえって注意力が散漫になることもあるかもしれませんが、、、。