実験

toccoフルート研究

札幌、寒い日が続いてますね。
ここ数年は4月に結構暖かくなって、ジャケットをはおるくらいで外を歩けたんですが、今年は寒くて、まだ厚手のスプリングコートを着ています。
風邪をひいてしまった方も結構いますね。
皆さんは大丈夫でしょうか?

それはそうと、使っているWindowsパソコン、8.1なのですけれど、昨年からずっとWindows10へのアップグレードを促進するポップアップが起動する度に出て、する気がないのでスルーしてましたら、昨日から、「アップグレードの準備ができました」画面に(‘Д’)
いつの間にか勝手に予約されていて驚き、いろいろと調べてました。
過去に何度もOSのアップグレードした経験があって、快適に過ごせた試しがありませんので、PCを買い換えるまで8.1のままで過ごしたいと思っていました。

慌てて予約をキャンセルしようと思っても、そのボタンもリンク先もなく、慌てて調べまくっておりました。
なので、まずしなければならない仕事もそっちのけで(-_-;)
普通は予約のキャンセルボタンがあるみたいですが、私のはもう3日後に予約が確定してしまっていて、予約日の変更しかできません。
ですので、それらのプログラムを停止するプログラムを先ほど入手し、現在はタスクバーに出ていた「田」マークは消えてます。
しかし、このプログラムの影響が出ないか、とか、停止したハズなのに3日後に10が勝手にインストールされたりしないか、今後はスリルとサスペンスな一週間を過ごすことになりました(笑)問題がなければ、来週の記事にでもアップしようかな、と思ってます。

さて、今日はそんなことよりも、タイトルにもありますように、以前紹介した樹脂製のtoccoフルート「改めてプラスチック製フルートを吹いてみた」の記事にしましたがその後を書きたいと思います。

ようやく、442㎐で鳴らすことができるようになったものの、低音Dがスパっとした良い音が出せません。
低音Gから下がっていくとちゃんと鳴ります。
ちなみに、私の得意とする音域は低音です。
それなのに、鳴らない。
何か納得いかない。
頭部管の向きをいろいろ試してもダメ。
そこで、インターバルを少しずつ広げて練習してみましたが成功率は・・・・・。

E音まで無理なく出せるのだから、きっと足部管の右小指Ebキーのトーンホールがちゃんとふさがってないんじゃないか?それか、G以降のF#の調整が不十分なのかと思って調べて調整してみました。
調整したら、少し良いような気が(あくまでも気持ち)したのですが、殆ど変わりません。

そこで、このtoccoの胴に頭部を付けたらどうなのかな?と変えてみました。
普通のフルートの頭部管が入るんです。
ちょっとメーカーさんに怒られちゃうかもしれないですが( *´艸`)
これがオリジナルのtoccoのもの↓

 

まず、頭部管をムラマツのSRのものを付けて吹いてみました。

いや、はっきり言って、これは違うものになりました。良い意味で。
SRの響きそのものよりもまろやかな音になり、良く響きます。
曲によってはパワー不足な感じもしますけれど。
しかし、やはり低音Dはスッキリしません。

次はヤマダ木製頭部にしてみました。↓

これも、かなり良い感じです。
やはりDは不発な感じ。
どちらも頭部管の方が重いのでバランスが悪いのは想像がつくでしょう。

そして、どちらもオリジナルtoccoより高めに出ました。
それで、ちょっと気づいたこと。
toccoの頭部管を全部差し込んだ状態がこちらなんですが↓

白くてわかりずらいかもしれません。
この全部入れた状態で442㎐がやっと出ます。

そして、普通のフルートの頭部管、または、木製頭部管を全部差し込んだ状態がこちら↓

なんと、2ミリくらい浮いてます。
そうなんです、toccoの頭部管の方が短い、、、ということなんです。
なのに、音程が低い・・・・。

フルートは管の長さが短いと音が高くなるし、長いと低くなります。
※ピッコロは短いですよね?

ということは・・・・・、結論からすると、、、、、、
推測ですがやはり材質のせい、あるいは、反響版か何かのせいで低音が鳴らないのかもしれません。

こんなバカみたいな実験をするのは私だけなのかもしれません。
メーカーさん、ごめんなさい(^^;
でも、追及してみたくなる私でした。

樹脂製のフルートですが、良くできた楽器です。
そのせいか、10万円前後する物なので、懐に余裕あって、いろいろ試したいという人向けかなと思います。
初めてフルートを始めようとい普通の方はYamahaかpearlのビギナー用が良いと思います。