日記

2015、下半期

いよいよ2015年もあと何時間かで過ぎようとしてます。
毎年のことですが、大晦日は買い物が大変。
先ほども近くのJR駅直結のスーパーに行こうと思ったら、駅前のバス停が長蛇の列でした。
毎年、そうだったのかな?
バス停がこんなに列を作っているのは初めて見ます。
そして、案の定スーパーは大混雑。
ここには自分でレジを通して精算する機械があるのですが、追い付かない状態でした。
11番まであるレジも列。。。。
レジ係りの方、お疲れ様です~!
顔色ひとつ変えずに笑顔で接客されるのはやはりプロですね。

そうそう、笑顔と言えば、今年の下半期はそんな笑顔に沢山出会えたように思います。
車で移動するのを止めたことも関係しているのかもしれませんが、通勤の途中でいろいろ出会いました。
今はスマホなどにかじりついている人も多くて、隣人がどんな状況かも知らなかったりします。
でも、そうじゃない人も結構増えてるのかな?とも感じます。

ある日などは、私がJRに乗って座っていると、視界には見事にスマホを観てる人ばかりでした。
そんな中、その視界の中に、こちらに合図を送っている影が。
ふと視線をやると、少し遠くの斜め前方から身を乗り出して、私の足もとから、知らないうちに落とした手袋を拾って渡してくれました。
私は笑顔で「ありがとうございます!」とお礼を言いましたら、男性も爽やかな笑顔でその場を去っていきました。
しかも、この年末どこも人であふれて歩くのもようやっとなので、その男性は皆が先を争って通る道を避けていきました。
何気ない一コマですが、その日一日気持ちよく過ごせました。

またある日、バスの乗っていたときのこと。
隣に座っていたおばあちゃんが、5~6分くらいしたあたりから、バッグの中をごそごそと何かを探し始めました。
丁度私の母と同じくらいの70代くらいの方でしたので、母と暮らしていたときによく探し物をしていたことを思い、「どうかされましたか?」と声をかけました。
ご婦人は「手に手袋といっしょに整理券を持ってたはずなんだけど、今見たらなくて」といいます。
それなら、どこかに落ちているのではと、一緒に辺りを探しましたがありません。
その時、後ろから私の肩をポンポンとたたかれ、振り向くと後ろに座っていた老婦人が、「私の方に流れてきましたよ。」と整理券を渡してくれました。

隣のおばあちゃんはとてもホッとした表情になり、後ろの方にもお礼を伝えていました。
その方は、私より先に下車していきましたが、降り際にこちらに笑顔で一瞥されていきました。
その後はバスの中は暖かい空気になったように思います。
ちょっとしたことなんですが、今年の下半期は特にこういった場面によく遭遇してました。

ということで、今年の下半期は自分的には忙しくてバタバタとしてましたが、そんな日常に支えられて過ごすことができました。

あと、今年はまた沢山の気づきや発見もありました。
なんといっても、自分が目指す音に一歩近づけたことが収穫でした。
いまだに研究していた音色のこと、あることがキッカケで、目から鱗でした。
生徒さんから、「え、まだ研究してるんですか?」なんていう声を聞こえそうですが、指導している立場としては、いつもどうしたら伝えられるか、というものがあって、常に気づきと観察と研究があるものだと思っています。
終わりがない・・というと、ちょっと気が遠くなりますが、「まだまだ研究できることがある」というのは素晴らしいギフトなんではないでしょうか。

という訳で、2015年の振り返りとさせていただきます(^^♪
皆様良いお年をお迎えください!!