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手指を観察する冷静さ


世の中ゴールデンウィークなんですね。
私はお教室の仕事を少しして、コンサートに向けての準備に追われてます。
そういえば、5月6日って、どうして休日なんだろうと思ったら5月4日の振り替えの振り替えなんですね。

ところで、皆さんはフルートを吹くとき左手の親指に力入ってませんか?
これはフルートのみならず、クリスタルフルート、オカリナでも同じことが言えます。
指導していて気づくのですが、左手の親指にキーを押さえていた痕がくっきり赤くついているのをよく見ます。
実は私も昔々そうなってました。
これに気づいてから左手親指がどうして力が入るのか観察し、そこからやっと脱力することが出来てから随分と楽に動くようになりました。
早いパッセージで早く動かさなければいけないときは未だに力が入ってます。
こういうときは指全体、腕全体に力が入っています。
こうなると、もう思うようには動かなくなります。
更に観察してみると、手全体に力が入っているがために、左の人差し指の付け根が起き上がって、楽器が左手から落ちそうになる感覚にとらわれ、支えようと必死で、親指で持とうとしていることが分かります。
更に、それだけではもの足りず、今度は右手の小指で支えようと必死になっていたりします。
ピンと伸びきった小指はかわいそうに赤くなっています。

意識はしていなくてもなってしまうものなのですね。
もしかすると、意識をしないからそうなってしまうということも言えます。
そこで人差し指から力を抜き、今度は右手の親指の先に意識を持っていき肩や首の力、さらに、重心を足の方まで下げていきながら、3点支持の基本へ即座に戻します。

クリスタルフルートにしても、G調フルートでは、トーンホールの間隔が少し広い、または、少し大きいためにちゃんと塞がらないのではないかといつのまにか力で塞いでいることが多いはずです。

最初は気づいてもなかなか出来ないかもしれませんが、冷静に意識を戻すことが大切です。
冷静に何度も試してみることが解決していく道になります。
むやみに指の早さだけに囚われないようにしましょう。

もうひとつ・・・

緊張したり力が入ると人間の身体は丸くなります・・というか、内側に縮こまります。
身体全体も、腕も手も全て縮まろうとします。
だからフルートの歌口がいつのまにかずれてしまうこともあります。

だから、いつも腕やむねを大きく広げるように、できるだけうつむかないように堂々とした姿になるようにしましょう。
できれば、半身以上映る鏡の前で自分の姿を確認してみるのも良い方法だと思います。

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